スタートアップの事業展開における法律上のリスクや対応方法について、ビジネスモデル作りや労務、IPOやM&Aの観点から、尾西先生にお話しいただきました。まず、ビジネスモデルについては、適法性の判断が難しいグレーゾーンに参入して事業開発を行う際の留意点やグレーゾーン解消制度等の活用・ロビイングの進め方について解説いただきました。次に、労務面に関しては、主にハラスメント対応の留意点に加え、内部通報や外部への告発がなされた場合の対応についてスタートアップが陥りがちな事例を交えて説明されました。最後に、IPOに関してはコーポレートガバナンスへの向き合い方について、M&Aに関してはM&Aを実施する目的やタイミングの重要性などについて触れられていました。