令和6年度「ディープ・エコシステム」の支援対象企業の選定
東京コンソーシアムでは、スタートアップ・エコシステムの形成促進、産学官によるスタートアップの創出・成長促進に取り組んでおり、「ディープ・エコシステム」により今後急成長が見込まれるスタートアップを選抜して集中的に支援することで、ユニコーン級への成長を強力に後押しします。
この度、令和6年度のディープ・エコシステムにおける支援対象企業(スタートアップ)を選定しましたので、お知らせします。
1. ディープ・エコシステムの概要
ディープ・エコシステムとは、海外展開を視野に入れ、今後急成長が見込まれるスタートアップを選抜の上で集中的に支援し、ユニコーン級への成長を後押しする東京コンソーシアム独自の取組です。
審査会で選定した企業に対して、国内のみならず海外展開を視野に入れ、国内外のベンチャーキャピタル・機関投資家や、先輩スタートアップなど、東京コンソーシアムの集積とネットワークを活かした多様なメンバーによる2ヵ年に及ぶ集中的な支援を実施していきます。
2. 支援対象企業の概要
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・ マイクロバイオームに関連する20以上のプロダクトを展開するコンシューマープロダクト事業を持つヘルスケア企業。独自研究からコンシューマーヘルスケアプロダクトの販売、医療サービス(クリニック・動物病院)の提供、独自の菌原料の食品会社他への提供
・ 研究からB2C事業、クリニック事業を一気通貫で行い、科学的根拠に基づく製品を開発
https://corporate.yourkins.com/
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【無意味化によるデータセキュリティで情報の安全化】
・ 秘密分散ソリューション「ZENMU」を展開。データを無意味化し分散することで情報漏洩リスクを劇的に低減。国内大手企業が既に導入をしておりポストVDIとしてセキュリティ/利便性/高生産性を実現
・ 秘密分散技術をSDKとして外部提供、ブロックチェーンやドローンなど今後の成長分野とも連携
・ 秘密分散技術の応用で情報を秘匿化したまま計算する秘密計算技術の事業化にも取り組む
https://zenmutech.com/
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【オリジナルIPでVRゲームの開発及びパブリッシングをグローバルで展開】
・ オリジナルIP中心でVRゲームの開発・販売を行うほか、自社IPのメディアミックス事業を展開。『東京クロノス』をはじめとしたクロノスユニバース作品群や、マルチプレイヤー対戦アクションゲーム『ブレイゼンブレイズ』をMeta Questなど主要なVRプラットフォームで展開し、国内外で数々のゲームアワードを受賞
・ 自社開発作品だけでなく、国内外のスタジオや個人開発者のVRゲーム等の販売を行う「パブリッシング事業」も展開
https://mydearestvr.com/
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・ 独自の技術伝承AIによる製造業向けソリューションを提供。製造業におけるスペシャリストの思考を可視化する「汎知化」、「BrainModel」テクノロジーを活用したシステム開発とプロダクト提供で製造業を支援
・ スペシャリストの技術、知見を可視化する独自のAI技術、技術伝承に特化したコンサル技術を保有
https://lightz-inc.com/
3. 審査会の体制
氏名は、敬称を省略した五十音順での記載となります。
審査員
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Archibald Ciganer
(アーシバルド・シガネール)
ティー・ロウ・プライス
日本株式運用戦略ポートフォリオ・マネジャー
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500 Global
Executive Director of Market Launch
(エクゼクティブ ディレクター オブ マーケットランチ)
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Longevity.Capital(ロンジェビティ キャピタル)
Managing Partner(マネージング・パートナー)
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東京コンソーシアム 理事
早稲田大学 教授
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ソニーベンチャーズ株式会社
Senior Investment Director(シニア インベストメント ダイレクター)
本件について、東京都にて報道発表がなされていますのでご参照ください。
「ディープ・エコシステム」の支援対象企業の選定 – 東京コンソーシアム (tokyo.lg.jp)
本件に対する問い合わせ先:
東京コンソーシアム運営事務局 tokyo_consortium@tohmatsu.co.jp
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