令和7年度「グリーンスタートアップ支援」における支援対象企業の選定

  • グリーンスタートアップ支援活動紹介
東京コンソーシアムでは、スタートアップ・エコシステムの形成促進、 産学官によるスタートアップの創出・成長促進に取り組んでおり、グリーン分野に取り組む有望なスタートアップに対し、令和4年度より「グリーンスタートアップ支援」の取組を推進しています。この度、新たに支援対象とするスタートアップを選定しましたので、お知らせします。

現在、世界は深刻な気候変動に直面しており、都民生活に与える影響も甚大となってきていることから、気候変動への対応は一刻の猶予も許されない状況です。

こうした中、社会全体のGX(グリーントランスフォーメーション)を一層加速していくためには、従来の脱炭素技術の普及促進に加えて、ゼロエミッションに貢献する革新的なアイデアや優れた技術力を持つスタートアップ等の取組を支援し、成長を後押ししていくことが重要です。

東京コンソーシアムでは、スタートアップ・エコシステムの形成促進、 産学官によるスタートアップの創出・成長促進に取り組んでおり、グリーン分野に取り組む有望なスタートアップに対し、令和4年度より「グリーンスタートアップ支援」の取組を推進しています。この度、新たに支援対象とするスタートアップを選定しましたので、お知らせします。

1. グリーンスタートアップ支援の概要

選定された企業に対して、国内のみならず海外展開を視野に入れ、国内外のベンチャーキャピタル・機関投資家や、先輩スタートアップなど、「スタートアップ・エコシステム 東京コンソーシアム」のネットワークを活かした多様なメンバーにより、資本政策・海外展開等の支援(市場、資金・人材調達に係る助言や海外VC等のグローバルプレーヤーの紹介など)を実施いたします。

2. 支援対象企業の概要

ENELL株式会社​

【空気や川から水を製造し、安定した水供給を実現】

  • 空気から水を作る技術に加え、川の水も薬剤を使わずに無菌の飲料水へ転換し、長期無菌保存を可能にするマイクロ水源インフラ端末を提供中
  • インフラに頼らずに衛生的な水の供給を可能にすることで、災害時や水不足、配管老朽化などに貢献
https://enell.jp/

3D Architech合同会社​

【金属微細造形で水冷ヒートシンクを効率化 】

  • 金属の微細構造を10ミクロンの解像度で、自由な形状に造形する独自技術を実装中
  • 微細設計で、水冷ヒートシンクの流路を最適化し、冷却効率向上を実現することで、データセンターなどの省電力化に貢献
https://www.3d-architech.com/ja/home

株式会社3DC​

【新炭素材料でバッテリーを高性能化】

  • 優れた伝導性と耐久性を有する新炭素材「グラフェンメソスポンジ」を、電池材料に活用することで、電池のエネルギーインフラ化の実現を目指す
  • バッテリーの高性能化や長寿命化、低コスト化を通じて、EVと再生可能エネルギーの普及に貢献<br>※EV(Electric Vehicle):電気を使って走る車の総称
https://www.3dc.co.jp

Bioworks株式会社​

【植物由来の新素材で、持続可能なものづくりを実現】

  • 石油由来の合成繊維を代替する、植物由来の次世代合成繊維を販売中
  • 代替素材への移行に加えて、繊維のリサイクルにも取り組むことで、資源の保全や温室効果ガスの削減に貢献
https://bioworks.co.jp/

株式会社 pHydrogen​

【沿岸部や乾燥帯の地域で、海水から水素を製造】

  • 海水を材料とし、鉄や銅といった低コストの金属を触媒等に活用することで、沿岸部や中東などの乾燥帯でも利用できる水素製造装置を開発中
  • 安価な材料・触媒から水素を製造することにより、水素社会の構築に貢献
https://www.phydrogen.co.jp/

株式会社メカノクロス​

【メカノケミカル有機合成で、有機溶媒の利用を削減】

  • トルエンなどの有機溶媒を使わず、高速振動の機械的な力で化合物を合成する技術を実装中
  • 医薬品や半導体などの製造プロセスにおける、有機溶媒の大量消費を抑制し、廃棄時の燃焼エネルギーやCO2の削減に貢献
https://mechanocross.com/

3. これまでの成果事例

Green Carbon株式会社(2023年度採択)

【国内外において自然由来のカーボンクレジット創出・登録・販売までを一気通貫して支援する事業を展開】



<支援概要と支援の成果>

・ 営業資料やブランディング戦略をブラッシュアップし、提携候補となる大企業等を紹介

・ JR東日本と共同でトンネル点検のロボット化について実証実験を実施

https://green-carbon.co.jp/

株式会社アイ・ロボティクス(2023年度採択)

【ドローンやロボット、AIなどの先端技術を活用し、
インフラ・商業施設に、ロボティクスサービスを提供】



<支援概要と支援の成果>

・ 営業資料やブランディング戦略をブラッシュアップし、提携候補となる大企業等を紹介

・ JR東日本と共同でトンネル点検のロボット化について実証実験を実施

https://irobotics.jp/

SOINN株式会社(2023年度採択)

【特許技術を活用したAIで、省エネや機器制御のソリューションを提供】



<支援概要と支援の成果>

・ 日・英の営業資料をブラッシュアップすることで、グローバルピッチイベントへの登壇をサポート

・ 海外スタートアップと、多様な建物の空調のインテリジェント制御で業務提携中

https://soinn.com/

4. 審査会の体制

審査員長

尾西 祥平
OLD NEW THINGS 法律事務所弁護士

審査員

井出 啓介
東京大学 エッジキャピタルパートナーズ パートナー
ケイト・バッツ
Deep Knowledge Group Managing Partner
Jeff 松田
500 Global Program Director, Japan
ソフィア・シャン
TUS Holdings China-Japan Cross-border Innovation Platform CEO
リャン・ジョイ
グローバルブレイン Investment Group Director

本件について、東京都にて報道発表がなされていますのでご参照ください。
社会全体のGX加速を目指すスタートアップを集中的に支援|7月|都庁総合ホームページ

本件に対する問い合わせ先:
東京コンソーシアム運営事務局 tokyo_consortium@tohmatsu.co.jp
運営受託者:有限責任監査法人トーマツ
受付/回答時間:10:00~17:00(土日祝日除く)

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