
■概要
2026年5月26日(火)、Tokyo Innovation Base(TIB)にて、「Tokyo Consortium Networking Day~スタートアップ・行政・事業会社・VCが垣根を越えて繋がるミートアップ~」を開催しました。
本イベントは、東京圏の自治体と連携し、対面ならではの偶発的な出会いや接点を生み出すことで、スタートアップ、事業会社、VC/CVC、行政関係者など多様なプレイヤーが、今後の事業連携や実証実験、投資機会等に向けた具体的な検討を進める起点となることを目的に実施しました。
当日は、東京圏自治体よりご紹介いただいたスタートアップ各社によるピッチとネットワーキングセッションを実施し、参加者同士が互いの関心や課題意識を共有しながら、新たなパートナーシップの可能性を探る機会となりました。
■東京圏スタートアップ・ライトニングピッチ登壇企業(登壇順)
ライトニングピッチでは、各自治体からの紹介コメントとともに、スタートアップ各社が登壇し、各社の事業内容や今後の展望、連携への期待などについて、プレゼンテーションが行われました。
MIRAERA株式会社
オンライン産業医サービス「産業医NEO」を通じて、メンタル不調による休職予防や復職支援に取り組む事業を紹介し、ストレスチェック義務化を見据えた企業の産業保健支援の可能性を発表いただきました。

株式会社TRULY
更年期をはじめとする男女双方のホルモン課題に着目し、法人向け健康支援サービスや自治体連携の事例を通じて、働く人の健康課題解決に向けた取組を発表いただきました。

株式会社COMMONGROUND
遠隔地にいながら対面に近い没入感を得られる空間重畳(ちょうじょう)技術を紹介し、観光・教育・研修等の分野における活用可能性や、フィジカルAI時代を見据えた展望を発表いただきました。

株式会社Srush
AIを活用してデータの統合・可視化を可能にするサービスを紹介し、企業や地域自治体におけるデータ活用の取組を発表いただきました。

株式会社カシオペアテクノロジーズ
回転磁場を用いた位置推定技術を紹介し、GPSが利用しづらい屋内・地下空間における作業員の位置・状態把握を通じた、建設・上下水道メンテナンス分野の安全性と生産性向上の可能性を発表いただきました。

Veneno Technologies株式会社
自然界の毒に由来する次世代天然ペプチド(DRP)に着目した創薬プラットフォームを紹介し、AIと実験データを組み合わせた医薬品開発や社会課題解決への展開可能性を発表いただきました。

株式会社Deevec
ホウ素ドープダイヤモンド電極の研究開発について紹介し、水処理、有害物質分解、CO2還元、高感度センサー等への応用可能性と、今後の共同研究・実証に向けた展望を発表いただきました。

株式会社ビルオプト
衛星データや3Dモデルを活用した太陽光発電システムの設計支援サービスを紹介し、設計支援を起点とした事業展開の構想を発表いただきました。

エグゼヴィータ株式会社
AI行動解析技術を活用し、個人の価値観に応じた提案を行う次世代型モバイルAIを紹介するとともに、ヘルスケア領域等における共同開発の取組について発表いただきました。

株式会社TIMEWELL
輸出管理に特化したAIエージェントを紹介し、マルチLLMや豊富なナレッジ基盤の活用により、輸出管理業務の高度化・効率化を実現する取組について発表いただきました。

みなとロケット株式会社
神奈川大学での研究成果を基盤としたハイブリッドロケット開発について紹介し、宇宙輸送サービスの実現に向けた技術開発や、神奈川県における宇宙産業振興への期待を発表いただきました。

■実施後アンケート
イベント後に実施したアンケートでは、回答者の8割以上が本イベントについて「満足/やや満足」と回答し、参加者から高い評価を得ました。また、約9割の回答者が「新たなネットワークを構築できた」と回答しており、参加者同士の有意義な交流機会となったことがうかがえます。
加えて、アンケートに回答した登壇スタートアップ全員が、「今後の関係深化や面談につながる相手に出会えた」と回答しており、事業会社や学術機関、東京圏の自治体関係者等との新たな接点が生まれました。
具体的には、以下のような今後の協業・連携につながる声が寄せられました。
- 事業会社への導入提案につながる接点が生まれた
- 直接的な顧客となり得る学術機関との出会いがあった
- これまで接点のなかった東京圏の複数自治体関係者との新たな接点が得られた
- 行政機関等からアクセラレーションプログラムや施設等の案内を受け、活動拠点拡大に向けた足がかりを得た
これらの結果から、本イベントは参加者間の関係構築に加え、登壇スタートアップにとっても、今後の協業・連携に向けた検討の起点となりました。
■まとめ
Tokyo Consortium Networking Dayは、スタートアップと東京圏自治体、そして多様な事業会社や投資家が一堂に会し、新たなつながりを築く貴重な機会となりました。東京コンソーシアムは、会員企業・団体の皆様とともに、今後も共創・実証実験・事業成長支援の場を継続的に提供し、東京圏一円のスタートアップ・エコシステム形成を力強く推進してまいります。
東京コンソーシアムでは、今回登壇したスタートアップ各社のご紹介も行っております。ご興味をお持ちいただいた方は、是非事務局までご連絡ください。